田村市議選告示~田村市でも私の地元でも、安倍政権の消費税増税や原発推進に怒りの声

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13日は、田村市議選の告示日で、木村高雄市議の地元滝根町での第一声と船引町のスーパー前の2か所で応援演説をしました。磐越東線の神俣駅前で行われた第一声には、支持者のみなさんが多数かけつけ、駅前商店街のみなさんも出てきて街頭で聞いてくれました。

安倍政権の下で、4月1日か実施された消費税増税と社会保障の一体改悪、年金引下げや医療・介護の改悪で難民続出する問題、戦争する国にするため集団的自衛権の行使など危険なたくらみ、原発問題では、国のエネルギー基本計画を転換し原発を基盤電源にすえるなど、安倍政権の暴走を批判。

福島原発は収束するどころか、高濃度の汚染水が海へ漏れ続けている大変な状況にある。それなのに、地下水バイパスをつくり海洋に流すことを漁業関係者に迫り、苦渋の決断をさせたばかり。

福島地裁で行われた裁判では、国も東電も加害者責任を投げ捨て、東電は「年間20ミリ以下の放射線量を受けたとしても、それらの人々の法的権利を侵害したことにはならない」とか、「現状回復は技術的にも1企業として金賎的にも実現が困難」などと開き直り、国もこれを容認する態度に終始したと指摘。

また、田村市都路地区がこの4月に旧警戒区域で初めて避難指示を解除したが、解除後1年で精神的賠償を打ち切るというのが国の方針。共産党の木村市議を議会に送って頂くことは、避難者への支援打ち切りをやめさせ、完全賠償を実施させる大きな力になる。市民のくらしと平和を守り、原発ゼロの福島と日本をつくるため、この田村市から実現させていきましょうとよびかけました。

木村高雄候補は、原発ゼロと都路地区などの避難者への分断は許さないと述べ、基金を取り崩し国保税を引き下げるなど、安倍政権の暴走から市民の暮らしを守る決意を表明し、1週間にわたる選挙戦の支援を訴えました。

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さて、午後は地元に戻り、週刊の「えつこ通信」のバックナンバーと費税増税中止と原発ゼロの署名をもって訪問。どこでも署名には快く応じてくれます。県道に歩道をつけてほしいとの要望も受けましたが、私も久しぶりに歩いてみて車がすぐそばを通りぬけ怖い思いをしました。以前にも県へ要望していますが、再度要請します。

最後は夕方になってしまい、あるお宅では作業小屋で友人同士で花見をしていたところでした。「ちょうど原発や消費税のことを話していたところだ」などと歓迎され署名もしてくれました。「原発は廃炉にしなければダメだ。日本には原発はいらない」と真剣な顔で話す人も・・・。久しぶりに地元の方とゆっくり話ができました。

福島県内の市町村議会は、この3月議会までで59市町村すべての議会で原発廃炉の意見書・決議が可決されました。県民は、「原発ゼロ」で一致しています。安倍首相は、この福島の原発被災地の切実な声をまったく無視しているのです!原発をベースロード電源とする国のエネルギー基本計画は撤回を!