高橋ちづ子衆院議員・いわぶち友参院議員らと、広野町の高野病院を訪問

13日、高橋ちづ子衆院議員、いわぶち友参院らと浜通り視察③

<高野病院>高野己保理事長から現状をお聞きしました。畑中元町議も参加。
震災・原発事故から避難しないことを決断して、残ったスタッフと話し合い、医療の質を落とさないでやっていこうと決意して6年間頑張ってきた。しかし、厳しい状態は今も変わっていないと。


経営面や院長不在の報道で様々言われるが、地域や患者を守るために、止めたり失くすわけにはいかないと、決意も話されました(真ん中が高野みお理事長)。
せめて、もう少し軌道に乗るまで、県や国の継続した支援が必要です。

 

いわき市医師会と懇談/地域医療を民間病院として懸命な努力で支えて

高橋ちづ子衆院議員、いわぶち友参院らと浜通り視察②

<いわき市医師会>長谷川いわき市医師会長、緑川副会長らと懇談しました。
お二人とも50代とは他地域の医師会の役員より相当若い。会長の病院では、年間約70台の救急車を受け入れているそうですが、最多です。緑川医師も昨夜5台の救急車を受け入れ、夜勤明けでしたが参加して頂きました。緑川医師は、故長谷部県議と同級生だと聞いて一同びっくり!

いわき市は、震災前から医師不足などの課題を抱えていましたが、震災後は双葉郡の原発避難者や津波被災者、災害復旧・原発作業員などを含め約2万数千人もあらたな住民を受け入れています。

いわき市立磐城協立病院と労災病院の中核病院と共に、周辺の民間病院として地域医療を献身的な努力で支え維持しています。民間の開業医は高齢化と後継者不足ですでに休止している病院もある中で、役員のお二人の役員は、困難さをみせず明るく吹き飛ばしているのが印象的でした。

高橋ちづ子衆院議員・いわぶち友参院議員らと、市立磐城協立病院、医師会、高野病院を訪問し懇談

13日は、高橋千鶴子衆院議員、岩渕友参院議員らと共に、いわき市や浜通りの医療機関などを訪問し懇談。県議団からは、私神山と吉田英策県議、いわき市議団の4人も同行しました。

その①<いわき市立総合磐城共立病院>

市の飯尾地域医療・介護室長などから説明を受けました。大規模改修工事中でしたが、来年12月に開院予定とのこと。

いわき市は、労災病院と共にいわき市の中核を担っています。新病院は、高度救急医療を目指していますが、周辺の民間医療機関は震災・原発事故で戻っていません。連携して救急医療を輪番制で回し、地域医療も担っているのが現状です。

医師や看護師不足は、震災前から続いており、年齢構成も課題で、30~40代の働き盛りがすっぽりと抜け落ちているのが、現状です。