二本松市の県復興公営住宅で、地元市民との初めての餅つき交流会/避難者から実情も


二本松市安達町にある県石倉復興公営住宅のみなさんと二本松市民との初めての餅つき交流会へ。私も消防出初め式に参加したあとお邪魔し、挨拶させて頂きました。企画したのは、二本松市政をよくする会のみなさんです。野口参院選挙区予定候補のほか、三保市長、馬場浪江町議も参加しました。

餅つきのあとは、集会所で浪江町の前商工会長の原田さん、請戸で津波被害を受けた方と、お二人から避難の実情や現在の心境などをお聞きしました。この企画は良かった!

以下、会場からの質問に答えたお二人の言葉です。
🔸散歩していたら、賠償金もらってブラブラできていいねと言われた。原発賠償と違い請戸の津波被害で家が流されたので、月10万円の生活費等の賠償金しかもらっていない。散歩にでかけるのもいやになった。🔸避難指示解除もイノベ構想や水素拠点も、何でも上で決めてから押し付けてくる。オレたち避難者抜きに決めないでくれ!イノベーション・コースト構想は、自分たちに関係ない話だ。🔸復興五輪と言われても関係ないし、興味もない。オリンピック招致を決めた安倍首相や誘致した人たちには、福島第一原発構内、特に3号機あたりをランニング姿で走ってみてほしい、と!

市消防団中田地区隊の消防出初め

 6日は、地元市消防団中田分団出初め式に参列しました。3班約180人の消防団員ですが、この日は120人の団員、消防車10台が参加。

来賓挨拶では、仕事を持ちながら、昼夜を問わず火災や災害時に駆けつけて頂いていることに感謝と敬意を申し上げました。また、お隣の小野町で家族7人が火災で亡くなるという、痛ましい火災が発生したことから、12月議会で党県議団が、住宅用火災報知器への補助や消防職員数が全国で最下位クラスにあると指摘し県の支援を求めたことを紹介しました。

中田地区内では、昨年2件火災が発生。年末にも作業小屋を焼失する火災がありましたが、幸いケガ人はありませんでした。そして、なんと式終了後のお昼近くに、緑ヶ丘で火災が発生!中田地区隊もすぐ駆け付けましたが、幸い住宅ではなく法面を焼いただけだったので、ホッとしました。

郡山商工会議所の賀詞交歓会/青年会議所OB会新年会へ

4日は、仕事初め。郡山商工会議所主催の賀詞交歓会と青年会議所OB会の新年会へ。岡田市議と共に賀詞交歓会に参加しました。

滝田会長の主催者挨拶、来賓として内堀知事、根本衆院議員・厚労大臣、品川市長が挨拶しました。



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このあと、品川市長は別の会場で開かれた青年会議所OB会の挨拶で、12月市議会で提案し、この日記者発表した郡山市の連携都市圏について説明。その範囲を示す地図も配布され、西は猪苗代町から東は田村市、南は古殿町、北は本宮市までです。現在の県中地区を大きく超えます。総務省の広域行政によるこの構想と、内閣府の地方創生による中枢中核都市を組み合わせていきたいと説明。しかし、共産党市議団は、中核都市に権限とカネが集中する一方で、周辺町村はますます過疎化が進むことなどから問題ありと12月市議会で反対しました。

本県ゆかりの3人が赤旗と地元紙に登場

福島県ゆかりの3人が赤旗と地元紙の福島民報で紹介されました。


赤旗日刊紙の元旦号には、福島の詩人和合亮一さんの「ハミング」が掲載されています。和合亮一さんとは、2016年4月号民主文学の風見梢太郎さんと私と3人の企画対談”原発事故から5年”で初めてお会いしました。 

3日付赤旗には、沖縄出身のシンガーソングライター普天間かおりさん。お会いしたことはありませんが、地元ラジオ福島でよく拝聴しています。東日本大震災後にも新たな曲を何曲も生み出し、被災県民を励まし続けています。

そして、4日付福島民報には、昨年、県民栄誉賞を受賞した西田敏行さんが。郡山市小原田育ちです。中学生時代の担任の先生へインタビューし、エピソードなどを伺っています。

孫たちと賑やかな正月



孫たちを連れて、娘家族がお正月の3ヶ日に帰省して行きました。上の孫は、少し背も伸びて、娘たちとスケートを楽しんだり、折紙で傘をつくったり、ブロックで遊んだり。こちらも大変でしたが、癒やされました。下の孫はもうすぐ6ヶ月ですが、重くなりました。

3人の市議団と共に、恒例の新春街頭宣伝/今年は参院選、市議・県議選で前進し、アベ政権を退場させる年に!

2日は新春街頭宣伝。高橋・岩崎・岡田さんら3人の市議団と斎藤市議予定候補、支部のみなさんと4チームに分かれ、市内を宣伝しました。
私は、東部地域の田村町と地元中田町を流しで巡り、新年のご挨拶。

お昼前に郡山駅前に合流し、3人の市議団らと共に、新年の決意を述べました。今年は、選挙の年。安倍政権を退場させ、憲法9条改憲ノー! 消費税10%増税ノー! 原発ゼロ基本法の実現めざし、7月の参院選挙、続く夏の市議選、秋の県議選で勝利するため、全力を尽くす決意です!

福島市の保育所で1歳児が死亡

12/27付けの地元紙の報道によれば、福島市の無認可保育所で25日午後に1歳2か月の男児が昼寝中に意識不明となり、搬送先の病院で死亡したとのこと。発見時はうつぶせ状態でぐったりしていたそうで、死亡原因は不明とのことです。

郡山市内の保育所でも数年前に同様の死亡事故がありましたが、認可外保育所でまたもこのような痛ましい死亡事故が発生したことに心が痛みます。

「県政つくる会」が畠副知事へ来年度予算要望書を提出

27日、県知事選挙をたたかった「みんなで新しい県政をつくる会」が、副知事と交渉し来年度予算要望書を提出しました。町田党県委員長、県議団も参加しました。

畠副知事へ、井上裕子共同代表が趣旨を述べ、他の代表委員会からも「第二原発の廃炉」を早期に示すことや、介護職員の充足率が74%で2025年に本県全国最下位となるが、要因をみて処遇改善行うこと、学校給食の無料化を行い教育費の父母負担を軽減すること。そして、県が掲げる「原発に頼らない社会づくり」、「子育てしやすい県」、「全国に誇れる健康長寿の県」の実現をするため、これらの予算の増額を求めました。

きょうは、副知事へ予算編成に関わる重点を要望しましたが、来年1月には各部局と県交渉を行う予定です。

12月県議会で「手話言語条例」全会一致で採択‼ 100人の傍聴者が見守りました!

19日に閉会した12月県議会の最終日、知事提出議案の「手話言語条例」と「障がいのある人もない人も共に暮らしやすい県づくり」の2つの障がい者に関する条例が提案され、全会一致で可決されました‼ 県内では郡山市が最初に制定。都道府県レベルでは、全国25番目とのことです。

私も何度も県議会で取り上げ、先進県の鳥取県の取り組みなどを例に「手話言語条例」の制定を求め質問してきました。大変うれしい限りです。今後は、この条例を生かして、手話通訳者の県雇用の増員や様々な分野で広げていくことを求めていきたいと思います。

聴覚障がい者団体のみなさんは、約100人の傍聴者がつめかけ、閉会日の各委員長報告や共産党の2人の討論、議案に対する採決まで、約2時間にわたる内容を傍聴者に手話で伝え奮闘しました。

閉会後、各会派の代表者と共に、県議会傍聴席で一緒に記念撮影!共産党県議団からは、私と阿部県議が参加しました。また、共産党控室にも挨拶に来られました。

 

教育委員会審査/補正予算に県立高校のエアコン整備費、県学力テストの業者委託費を計上

県教育委員会の審査が14日に行われ、12月補正予算には、県立学校のブロック塀に代わるフェンス設置費用が計上されるとともに、県立学校の全ての普通教室にエアコンを整備するための経費約9億円が計上されました。これは、共産党県議団が県立高校のエアコンをPTA負担でなく県費で整備するよう求め、知事が今年の猛暑を受けてようやく9月県議会の冒頭に表明していたものです。

今回の補正予算で、県立高校95校全ての普通教室にエアコンを整備すると共に、特別支援学校40校のうち10校分の設計費も計上したと説明。つまり、県立高校には来年夏頃までに全て整備する予定ですが、県立特別支援学校は、1年遅れの再来年夏までに整備する方針です。残りの特別支援学校の設計費と整備費については、来年2月県議会に計上すると説明。

県教委は、音に敏感な児童生徒がいるため時間をかけて整備するためと説明しましたが、体温調節が難しい子どもたちがいる特別支援学校こそ早期に整備すべきではなかったかと指摘。他党議員からも保健室や図書室への設置状況について質問があり、私は今後は災害時の避難所となる体育館へのエアコン設置と職員室にも設置が必要と求めました。

また、県教委は、来年4月から新たな県の学力テストに約7,000万円の予算を投じ、東京の業者に委託して小4~中2まで算数・数学と国語の学力調査を行うとし、先行して実施している埼玉県教委と12/25に連携協定を締結すると説明。今後は、学力向上策に関する研修を合同で実施する方針です。県の学力テストは来年4/11、全国学力テストは4/18に実施します。新学期がスタートしたばかりのこの時期に、2つの学力テストを実施することは、子どもたちへの負担と教職員の多忙化を招くだけと指摘。

教職員の多忙化解消に関して質問。現在の県内小学校は平均週28コマ(6校時が3日、5校時が2日)、中学校は週29コマ(6校時が4日、5校時が1日)と答弁。共産党の教職員の多忙化解消の提言では、1日4コマ・週20時間をめざして国の教職員定数改善で教員増が必要と紹介しましたが、これだけの差がありました。

県立高校の統廃合については、来年度から10年間計画で実施し、前期の5年間で地域や保護者、学校関係者とも協議しながら実施していきたいと答弁。統廃合する校名は、年2月県議会に具体的に示すとしています。高校統廃合は、拙速に進めるべきでないと求めました。

一方、県教委は、県立高校改革をすすめる中で、会津学鳳中学校・高校、ふたば未来学園に続き、中通り地方に進学に重点を置いた中高一貫校の新設を検討していると表明しました。

「福島県郡山の自然の家」を初めて指定管理者に委託する議案が提案されました。これを受けるのは、新潟市の総合学園です。すでに郡山市の青少年会館や西部サッカー場などを指定管理者で受けているとはいえ、なぜ県外の事業者なのか。そもそも教育施設は、県が直営で管理すべきで指定管理者制度にはなじまないと、私たち党県議団は反対を表明してきました。18日の採決委員会で、この議案には反対しました。

また、意見書や請願に対しては、「義務教育費国庫負担を2分の1に戻す意見書」を県民連合とともに賛成しましたが、自民多数で否決。

ところが、ゆき届いた教育署名実行委からの「高校授業料就学支援金の延長・拡充を求める意見書」と新婦人からの「県学力テスト中止を求める請願」については、共産党のみの賛成で、自民・県民連合の反対で不採択とされました。