25日、県災害対策本部へ第22次の申し入れをしました。今回は、放射能汚染対策の強化と子どもと県民の健康を守る対策については、ホールボディカウンターの増設、食物の線量測定器や費用が安価な分析機器の大量配置、すべての学校にエアコンの設置を求めました。
さらに、8月末に避難所が閉鎖されるが、生活、雇用、経営などの多面的で被災者に寄り添った親身な支援をすること。
原発の全面賠償の実現、地震被害については特に学校施設の復旧を急ぐことと、一部損壊住宅への支援と宅地損壊についても支援を求め、7月末で募集を打ち切ってしまった事業再開をめざす被災した中小企業への経費補助については、追加募集を行なうよう求めました。
これらの要望について、県災害対策本部事務局の古市生活環境部次長が応対しました。

ところで、きょうは滋賀民報社が来庁し、原発被災地となった福島県での奮闘について、直接県議団に聞きたいと3人で取材を受けました。



【秋田の伊藤さん。小分けにした秋田の米や卵を詰めて訪問】
【私はゴーヤやきゅうりなどの野菜野が入った袋を持って】
【仮設住宅の玄関まわりなどへの苦情が多かったせいか、だいぶ改善されたようです】
【最初に訪問した家庭で、仮設住宅の室内をみせて頂いて。2部屋分です】
【こちらは台所。玄関などに網戸もついていましたが、あとからついたとのこと】



警察の検問所から警戒区域内の南相馬市小高区、浪江町に入るとその様子はさらに一変します。震災以降初めて入ったのですが、何しろ行き交う車はほとんどなく、たまに工事用の車両やトラックとすれ違うくらいで、道路は段差が多く被災地だと実感させられます。



















【復興対策福島現地対策本部へ要請。県災害対策本部がある自治会館内で】

【県の南会津振興局で災害状況の説明を受けて】











きょうは、県庁にこられて、私たち県議団と懇談。午後は、まず県へ義援金を届けました。2人の議員は、議会の日当手当てに反対し、その相当分を被災地へ届けるためにやってきたのが主旨でした。五十嵐社会福祉課長へお渡ししました。

