9月県議会開会                                                                          県畜産団体の要望

 きょう16日から9月県議会が開会されました。10/5までの20日間です。今議会は、佐藤雄平知事が4年間の知事の任期終了する直前の議会となります。10月14日~31日の日程で行われる県知事選は、現職の佐藤知事と共産党の佐藤克朗氏との一揆うちとなる見込みです。

 きょうの知事の所信表明では、これまでの4年間をふりかえり、知事は就任以来すすめてきた企業誘致で雇用を守ってきたことを強調。

 プルサーマルの正式受け入れを表明したエネルギー政策については、県民の安全・安心の確保を最優先に、毅然とした態度で慎重かつ丁寧に対応してきたと言葉を重ねました。そのほか、医師不足の対応などにもふれました。

 しかし、企業誘致は、輸出関連の自動車産業や半導体などに重点をおいてきたために、非正規切りが全国ワースト3位、ワースト5位となって、県民の雇用とくらしと経済に大きな打撃を与えました。しかしそのことへの反省はありませんでした。

 大型開発事業にもメスが入らず、その一方で福祉・医療・教育には冷たい姿勢はそれまでの自民党県政と同じです。

 なお、きょうの議運で私の一般質問は、9/28日に決まりました。午後1時から始まり3番目ですから、傍聴される方は午後2時ごろまでに県庁へおいでいただければ幸いです。 

 また、議会終了後、県畜産団体の役員の皆さんが来室し、宮崎県の口蹄疫などの家畜伝染病の対策として、国に基金を用意してほしいとの要望を受けました。