高橋ちづ子衆院議員が社会保険二本松病院を視察                                                      三保二本松市長も「公的存続を」とはっきり主張

 2日、高橋ちづ子衆院議員が来県し、国の廃止方針の中で社会保険病院の存続が危ぶまれている社会保険二本松病院を視察しました。私はここには同行できなかったのですが、病院長と懇談できたのは初めてのこと。

 さらに、二本松市の三保市長とも懇談し、市長は「公的病院として存続を望んでいる」と明言しました。

 自公政権時代に公的病院ガイドラインが出され、公立病院や社会保険病院などが次々と廃止されようとしています。現在、社保病院はRFOという整理機構のもとにおかれています。

 ただし、これは自民党自身が認めているように、単に「受け皿がない」ためここにおいているにすぎず、厚生労働委員会で高橋ちづ子議員が何度も確認していますが、「整理対象ということではない」との回答を得ています。

 問題は、とりあえずRFOの期限が切れるので今回2年間延長しましたが、民主党政権は「存続」を明言していないことです。そのため、新規採用の募集をしても人が集まらない事態に。このことは病院側も大変困っていると訴えています。

 地元の二本松市長が述べているように、公的病院だからこそ予防医療や救急医療、人工透析、産科や小児科など民間では果せない地域の中核病院としての役割を担って奮闘しているのです。公的病院として存続させるのは当然です。ここでも民主党政権の姿勢が問われています。

 地元守る会のみなさんとも懇談しました。