4月の県議選・市議選に向けて「新春街宣」                                                            郡山でも解雇撤回をたたかい、JMIU山王支部が勝利

           【私の後ろは、橋本のりゆき市議団長】

 3日は、市議団の橋本のりゆき・高橋よしはる・岩崎まりこの3人と共に毎年恒例の新春街宣を行ないました。今年は、4月に統一地方選挙があります。県政・市政で雇用とくらしを守るために全力を尽くすこと、「住宅リフォーム助成の創設」で地域経済と雇用拡大につなげることや、「子どもの医療を中3まで無料化実現」で医療福祉の充実させること。

 そして、菅首相がすすめようとしているTPPに参加し例外なき完全自由化になれば、農業はもとより、国内産業のあらゆる分野に大きな影響を与えるため、共に反対していくことなどを訴えました。

              【左は岩崎真理子市議~市内桜通りで】

 ところで、県内の雇用状況は一向によくなっていません。昨年11月時点で県内の求人倍率は全国ワースト5位でした。

 そうした中で、郡山市内のパート労働者たちが労働組合にも加盟して解雇撤回の裁判に立ち上がり、約1年間に渡るたたかいのすえにみごと勝利するうれしいたたかいの報告が去る12/17にありました。

 彼女らの職場復帰はかないませんでしたが、多くの支援者の協力も得て、謝罪とコンプライアンスの徹底、和解金での解決を得たことは多くの有期雇用労働者を励ましています。

 この会社は〝業積不信〝を理由にパート、有期雇用という不安定な身分の彼女たちを真っ先にリストラしたのですが、裁判で残業代不払いなどの法令違反やパワハラが横行していたことも明るみになったのです。 【勝利を勝ち取った2人から、郡山地方労連・JMIUの労組役や・弁護士らに花などのプレゼント】

                                【私も2人の勝利祝いにかけつけました】

 今年のいっせい地方選挙も雇用やくらしをどうするのかが問われます。派遣などの非正規雇用をなくし、正社員が当たり前の雇用のルールをつくること。最低賃金を時給千円以上に引き上げること。何より下がり続けている労働者の賃金を引き上げ、国民の懐を温めることが景気回復の確かな道です。共産党は国政と地方議会で引き続き頑張ります。

 そのためにも地方議会でも共産党を大きく伸ばして下さるよう、ご支援をどうぞよろしくお願い致します。

卯年、2011年がスタート                                       高柴デコ屋敷の「玉兎」

      【かわいいうさぎたち~郡山市西田町高柴デコ屋敷の郷土玩具「玉兎」】

 昨年は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 今年のお正月は、昨年夏に母が亡くなったので、1日と2日は家事をしたりして家族だけの静かなお正月を過ごしました。

 年末の31日に、私の毎月のニュース「こんにちは神山えつこです」の取材も兼ねて、娘と一緒に西田町にある高柴デコ屋敷の本家恵比寿屋橋本魔正衛さん・恵一さんを訪ねました。今年の干支はうさぎですが、亡き母と還暦を迎える夫の干支でもあり、記念に郷土玩具の「玉兎」を買い求めてきました。      

               【本家恵比寿屋の橋本恵一さんと張子の玉兎】

  デコ屋敷のデコは和紙でつくる張子人形のことです。背中は亀をあらわし、ふさのついたつるる模様は鶴をあらわし、玉のようにふくよかに円満をつくり、長寿延命を願うものです。また、黒目は日本に住む越後兎を表しているそうです。 

 「玉兎」の制作は5月頃から始め、うさぎの木型に何枚も和紙を貼り付けて乾かし、2つに割って木型からはずし兎の張子をつくります。11月から年末までの2ヶ月間で絵付けを仕上げるそうです。大変な手間と暇をかけてようやく完成するのですね。

 うさぎは木型からはずすのは簡単な方ですが、トラの干支は尻尾や足があるのでとても難しいとのこと。伝統を引き継ぐその大変さを改めて思いました。

             【こちらは恵比寿屋橋本広司さんの仕事場です】