6月県議会が閉会 / 災害特別委「脱原発」中間報告書を採択、知事へ申し入れ  

8日、6月定例県議会が閉会しました。追加補正を含めた21件の議案のうち1件に反対。これは、「県が行なう建設業に対する市町村負担を求める」議案で、これまでも一貫して反対の態度をとってきたものです。この他、委員の再任を求める人事案件にも反対しました。

また、請願については、新婦人県本部が提出した「第一、第二原発全基廃炉を求める請願」など、全ての請願が継続扱いになりました。自民党の言い分は、「”脱原発”には賛成するが”廃炉”については、第一原発の1~4号機だけだ。第二原発まで廃炉とはまだ言っていない」とのこと。反省はいったいどこまででしょうか。

意見書については、原子力災害にかかわる国の対応を求める意見書5件は私たちも賛成し、すべて全会一致で採択となりました。

 一方、県議会の特別委員会は、県復興ビジョン検討員会が提言に対する「中間報告書」(脱原発、原子力賠償の特別法の制定を国に求めること、国へ財政支援を求めることなど)をとりまとめ議長に提出。知事にも申し入れしました。私も特別委員会の理事として、議長への提出と知事申し入れに立会いました。