30~7/1は、私の近所づきあいの旅行会で、被災地の宮城県と岩手県へ行ってきました。宮城県は、松島を遊覧船でまわり、比較的被害は少なかったようですが、奥松島の被災はすさまじいものでした。
ここから、南三陸町の津波被害地へ。防災無線で町民に呼びかけ続けて亡くなったあの20代の女性職員がいた防災対策庁舎へ。
ここもすさまじい津波による破壊。防災庁舎は鉄骨がむき出しのままでした。たくさんの花などの供え物、そしてお線香も備えてありました。みんなで手を合わせました。誰かが、「テレビで放映されたあの時の声が耳に残っているな」とつぶやきましたが、そうです。ここがその現場だったと思うと、どんなにか恐ろしかったことか。想像を絶するものを感じ、身震いしました。
【津波が山間の内陸部まで押し寄せたことが、杉の木が枯れているのをみても分かります】
さて、この日は岩手の花巻温泉に宿泊。そこには400種類ものバラが咲き誇るばら園があるのが分かり、夕飯までのひとときを女性ばかり3人で行ってみました。香りも種類もすばらしく、被災地で受けた衝撃がだいぶ癒された思いです。
翌日は、宮沢賢冶記念館、遠野、カッパ淵などの観光地をめぐり、無事帰路につきました。