宮川県議が追加代表質問で登壇

40553/4、宮川えみ子県議が30分の追加代表質問で登壇しました。1人1人に寄り沿ったきめこまかな被災者支援をとの立場から、具体的な要望に基づき知事や県の県の考えを質しました。

 介護労働者の待遇改善のために県が直接助成すべきと質問。県、直接の支援はしないとしながらも、福祉・介護職員不足解消のために1,000人を確保するために資格研修や県内外への求人活動支援、特に、人材不足が深刻な浜通りの事業所には、新規介護職員の雇用に必要な経費への一部助成として2億3千万円を計上し支援していると答弁。

 また、旧騎西高校に避難している双葉町の避難者が、仮設住宅や借り上げ住宅に移る時は、災害救助法が適用されるはずですが、国は災害救助法は2年がすぎる今、適用できないなどと県に回答しています。しかし、旧騎西高校は「一時避難所扱い」ですから、当然災害救助が適用されるべきです。宮川県議の質問に対し、県は「災害救助法」が適用されるよう求めていることを明かにしました。

さらに、災害公営住宅についても高齢者に配慮した住宅建設を求めたところ、県は、高齢者が多いことに配慮し、段差解消、通路の幅の確保、手すり設置の他、3階以上の建物にはエレベーターを設置すると答弁しました。

なお、宮川県議は3/12、2月補正(整理)予算案に反対し討論しました。国から災害復旧関係の補正予算が追加提示され、年度内には消化できないために新年度へ繰り越す内容が大半を占め、これ事態はやむをえないものの、これ以外の被災者支援については、現行法では該当されずにいる被災者・避難者支援に対し、県も不十分な対応にとどまっていることを指摘し、反対としました。