4日は、宮川えみ子県議が追加代表質問(30分)で登壇しました。宮川県議は、2月補正予算で300億円もの減額された中で、被災者支援などへの災害共助費を200億円もいったん国へ戻すことについて、県内自主避難者への家賃補助などを一定の枠内に線引きし、その支援も打ち切ったことを批判し継続すべきとただしました。
この問題は私も代表質問で取り上げた問題ですが、国が「災害救助法による対応を難しい。賠償で対応を」との姿勢が問題ですが、それにしても県がもっと被災者の立場で頑張るべきです。
さらに、埼玉県の加須市の旧騎西高校へ避難している双葉町民からの不安が大きい、ここの避難所から追い出されるのではないか、ここから仮設や近隣の民間アパートへ移った場合の家賃補助はあるのかなどについても、まだ国の姿勢も県の対応も明確でありません。その点についても、宮川県議は再質問まで行い、強く県に求めましたが、県は国の姿勢まちという答弁でした。しかし、旧騎西高校は、一時避難所なのですから災害救助法で対応するのは当然です。
宮川県議が、このほか医療費無料化、高速道路無料化の継続、復興公営住宅、県の住宅リフォーム制度の創設、中小企業のグループ補助金の継続、そして水産業の支援、木質バイオマス発電についても県の対応をただしました。
一方、5日から一般質問(20分)が始まり、この日宮本しづえ県議が登壇。除染問題、倍賞問題、県民健康管理の徹底の3点について県の考えをただしました。また、県立医大に入院している高校生への特別支援教育についてただしました。