5日、参議院特別委員会で「特定秘密保護法案を自民・公明が本日夕方強行採決しました。これに先立ち、県議会では、午前11時40分すぎから自民・公明を除く4会派が共同して廃案を求める県庁で共同記者会見を行いました。4会派は、民主・県民連合、ふくしま未来ネット、日本共産党、福島・みどりの風です。
私が共産党県議団を代表し、9月県議会でこの法案の慎重審議を求める意見書を全会一致で採択しているが、福島での広聴会で7人全員が慎重・反対の意見を述べていたのに翌日衆議院で強行採決したことなど、やり方含め自公政権の内容もやり方も問題であり、廃案しかないと意見を述べました。記者会見での声明文を作成したわが党の長谷部県議も同席しました。
ところで、この声明の直前、代表者会議終了後、平出議長がこの法案に関する「議長談話」を発表しました。しかし、自民会派も公明党会派も私たち4会派とは一緒にできないとの態度をとったのです。
夕方、福島駅前で自民・公明を除く県議会4会派と、民主・共産・社民・維新の会もそろって街頭から訴えました。共産党、民主党、社民党のそれぞれの宣伝カーもズラリと並び、私たち4会派の代表は民主党の宣伝カーから、共産党の宣伝カーには他党の県議もそろって並ぶめずらしい光景となり、NHKはじめマスコミ各社も夕方のテレビで報道しました。
5日~6日は、代表質問で、未来ネットの本田県議のあとに共産党県議団からは阿部裕美子県議が代表質問で登壇しました。原発事故・汚染水対策について知事の「非常事態」として認識した、その後の対応について、自民・公明与党が提出した避難者支援などの第3次提言について、2点で知事の見解を求めました。
また、あんぽ柿や原木しいたけ農家の放射能汚染対策や賠償問題については、前向きな答弁もありました。