国・東電の「営業損害賠償の打ち切り素案の撤回を求めよ」と県へ申し入れ

DSCF50038日、国・東電による「原発事故損害賠償の商工業等の賠償打ち切り素案を撤回を求めよ」と県へ申し入れました。生活環境部の御代次長と熊田課長が応対しました。

昨年末に東電は、商工団体等へ営業損害賠償を5年で打ち切るという方針の素案を県内の商工団体等に説明しましたが、関係団体や避難地域の住民からも怒りの声があがっています。

来年2016年2月までの分までの営業損害の賠償となっていますが、延長どころか5年で打ち切るというのでは、未だに戻れないでいる避難地域の実態からみてとんでもないことです。

しかも、これは単に商工業者の問題にとどまらず、農業関係の損害賠償や県民の精神的賠償の打ち切りも波及することも予想されます。安倍政権による「福島切り捨て」が、いっそうあらわになってきています。

こうした方針を国・東電が出してくる背景には、安倍政権が昨年4月に閣議決定した原発をベースロード電源と位置付けた「国のエネルギー基本計画」があり、川内原発や高浜原発の再稼働の動きと表裏一体のものだと指摘。

①国と東電に対し、商工業等へ営業損害賠償打ち切りの素案を撤回するよう求めること、②新会長として県原子力損害賠償対策協会の全体会をただちに開催し、実態を無視した賠償打ち切りを許さない意思統一と取り組みを行うようこと、この2点を県に求めました。

次長は、7日に知事から東電へ申し入れたと述べましたが、国へまだ求めていないことがわかりました。知事がトップとして求めるだけでなく、県損対協の団体のみなさんと一緒に、国と東電に撤回を求めるべきと要請しました。

ところで、この件に関しては、民商など民主団体も16日に経産省と政府交渉をする予定です。

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年明け初の県議団会議~議会事務局や各会派の控室へ新年の挨拶

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8日、年明け初の県議団会議を開きました。県庁内で、熊本県議会事務局長と水野次長、議会事務局の職員のみなさん、そして議長室や各会派を回り新年の挨拶をしました。

 

 

県党旗開き~高橋ちづ子衆院議員の講演、県議団が決意表明

7日、今年初めの県委員会総会が開かれ、夜には2015年県党と福島相馬地区党の旗開きがありました。

久保田県委員長の挨拶のあと、総選挙をたたかった小選挙区の渡辺やす子さん、比例候補のいわぶち友さんも挨拶。そして、県議団も5人それぞれが、秋に予定されている県議選への決意を表明しました。

ことあと、高橋ちづ子衆院議員が、総選挙で躍進したわが党の国会でのようすや、党旗開きでの志位委員長の挨拶にふれて講演しました。

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