先週の土・日は、夫の母の一周忌で夫の実家愛知県へ車で行ってきました。この日までは、天気もよく、東名高速の静岡由比パーキングから見える富士山には雪がほんの少しだけでした。
ところが、18日の朝は郡山の自宅でも25㎝ほどどんどん積り、この日は自宅から一歩も出ず自宅で仕事。
19日は、2月定例県議会が2/16から開会になりますが、来週25日に各会派からの知事申し入れがあるため県庁へ。今回は、郡山から福島まで新幹線で来ました。
15日、福島からバス4台で国会へ行き、賠償打ち切り問題で政府・東電交渉しました。午前中は、総理官邸前の交差点で抗議行動も行いました!
これは、福商連、農民連、県復興共同センターが取組、そして私たち共産党からは県議団の私と阿部県議、くまがい智選挙区候補が参加。
官邸前行動には畠山衆院議員、政府・東電交渉には高橋ちづ子衆院議員が同席し、激励しました。
邸前では、首相官邸に向かって、早川さんが楢葉町の現状を切々と訴えました。国会の衆院第1会館内で行われた政府・答弁交渉。
午後の国会の衆院第1会館内で行われた政府・東電交渉では、営業損害賠償の打ち切り問題や農家への賠償に対する賠償の打ち切の具体的事例を挙げ、賠償の継続や避難者支援の継続なども求めましたが、その回答はかみ合わす、参加の怒りを買う答弁に終始。
7月までの賠償合意分や将来分の2倍相当分の支払いを半分に値切ってきている事例が相次いでいることから「東電の姿勢を改めさせよ」と経産省に求めても、環境省に「森林除染を実施すべき」と求めても、「避難を解除せず自分たちに将来ことを決めさせて」と内閣府に訴えても納得のいく回答はありませんでした。
農産物の賠償においても、東電はこれまでの売り上げの減少への賠償としていたものを、ここにきて単価減少の賠償に切り替えてきています。しかし、これではほとんど賠償の対象になりません。
直売所には自分で値段を付けて出荷。値段を以前と同じです。収入を考えれば当たり前前です。しかし、風評被害があり、野菜など出荷物は売れ残っています。それがわかっているのに、「単価方式にいつ変えたのか」と参加者が怒りをあらわにしましたが、東電は「方針は変えていない」と繰り返すだけでした!
13~14日は、2月定例県議会に向けた政調会が開かれました。2月県議会は16日に開会予定です。
各部局から当初予算の考え方や提出を予定している条例改正等の説明を聴取しました。来年度当初予算は1兆8千億円台のようです。
県は、大震災・原発事故から5年経つことから、来年度以降は復興創生期間と位置づけ、ロボット産業などの「イノベーションコースト構想」を浜通りに展開し企業誘致と研究機関を設置しようとしていますが、これが本当に県民の雇用や復興につながるかどうかは疑問です。
その一方で、保健福祉部や教育予算は従来ベースです。これでは県民1人1人の復興が果たしてできるのかどうか。
一方、県は県自身の賠償について、ADRへの賠償請求もする方針を明らかにしました。これは大いに評価できます。説明では、なんと震災直後の2011年から翌年にかけての賠償分が東電からまともに支払われず未だ40%台。しかし、市町村への賠償はもっと低く10%台です。
8日は、朝から夜まで3つの行事が連続し忙しい1日でした。
郡山市とJA郡山共催の「農始祭」が、今年は市公会堂で開催されました。田村町の畜産農家と湖南町の園芸農家の2組のご夫婦が市農業賞を受賞し、市長から授与されました。千本杵での餅つきのあと、つきたてのきな粉餅や郡山産のあさか米でつくったおにぎり、温かいそばが振る舞われました。
午後は、品川市長のよびかけで、今回初めて郡山選出の9人の県議会議員との懇談会が行われました。市の幹部も参加し、県に対し河川や道路、旧農業試験場跡地にJRの新駅ができること、教員や事務職など教育分野などの各分野の要望事項について説明を受け、意見交換しました。
夕方4時からは、磐梯熱海温泉の合同新年会へ。ホテル華の湯で開催されました。菅野豊会長が主催者を代表して挨拶され、世界情勢から国内情勢、そして原発被災を受けた本県の観光をめぐる課題など多岐にわたる内容でした。
花柳先生とそのお弟子さんによる祝舞は、今年の干支「申年」にちなんで「孫悟空」でした。
4日は、仕事始め。郡山商工会議所主催の「2016新春賀詞交歓会」がホテルはまつで開催されました。丹治会頭が主催者挨拶し、大震災・原発事故から5年目の正月を迎えたが、風評被害は続いていると・・・。内堀知事や品川郡山市長などが、来賓挨拶。
郡山市民オーケストラが、ヨハンシュトラウスの「交響曲」の生演奏。大勢の参加者の中でようやく岡田哲夫市議と会えました。会場内では、昨年の県議選で第2位で5期目再選したことに、保守系の元議員や何人かに「すごい成績だったね」と声をかけて頂きました!
また、このあと、同じホテルで郡山青年会議所OB会の新年会にも出席しました。郡山磐梯熱海芸妓のみなさんによる祝舞も披露されました。
県政報告づくりを終えた26日の夜、ちょうど福島泊りだったので、思い切って宮本しづえ県議と一緒に「母と暮らせば」の映画を福島市内の映画館で観てきました。
山田洋次監督のこの映画は、井上ひさし作の「父と暮らせば」と対を為すもの。「父と・・」は、広島の原爆で亡くなった父が宮沢りえ主演の娘に幽霊になって現れて娘と会話をする話。
これに対し、「母と・・・」は、長崎の原爆によって爆心地に近い長崎医科大学生だった息子(二宮和也)が大学の講義中に一瞬にして亡くなり、吉永小百合扮する母に3年後に幽霊となって会いに来る話。
長崎の原爆投下に瞬間、ものすごい明るい閃光と爆風が吹き荒れ、一瞬にして死亡するその描き方がとてもリアル。ちょうど、NHKテレビで長崎の原爆を体験した被爆者とアメリカの従軍カメラマンの証言が報道されていたので、その瞬間が証言どおりのリアルな描き方に驚きます。山田洋次監督もそこの部分が苦労したと述べています。
広島はウラン爆弾、長崎はプルトニウム爆弾でした。福島県が第1原発3号機でプルサーマル計画を受け入れるかどうかが県議会で大問題になった2010年2月県議会で、私が本会議の質問でこのことを知事に指摘し 、「プルサーマル計画を受け入れるべきでない」と強く迫ったのは、原発事故のちょうど1年前でした。
私たち福島県民は、5年目に入る今も低線量とはいえ原発事故による被ばくや精神的被害に今もさらされています。
2日、恒例の新春街宣を3人の市議団と共に実施。チラシまきなどに駆け付けてくれた支部や後援会のみなさんなど総勢15人が参加し元気に出発。
市内の各方面で、宣伝カー2台とハンドマイク隊2組で訴えました。私は、地元中田町で新年の挨拶をしながら頭演説したり、東部ニュータウンなどを流し宣伝。
お昼には、3人の市議団と合流し、郡山駅前で4人揃って街頭から訴えました。小学生の女の子2人が手を振って応えてくれました。
今年7月は参院選挙。福島県からいわぶち友さん(北海道・東北比例候補)を今度こそ国政へ。福島選挙区は、くまがい智さんを先頭に頑張ります。友・智コンビをよろしくお願いします!
私も、安倍政権の暴走政治にストップをかけ、原発ゼロ、戦争法廃止、消費税10%への増税中止、TPP撤退など、憲法を守り、平和とくらし応援の政治を実現し、安倍政権を早期退陣させるため野党とも力を合わせていく決意です。本年も、共産党へのお力添えをどうぞよろしくお願い致します。