富岡町絆ステーションでの交流会に参加~避難者は怒っています

00718日、午前中に開かれた月1回の避難者の交流会に参加しました。郡山に避難している富岡町の借り上げアパートなどに暮らす避難者が利用できる「絆ステーション」で開かれました。

それぞれ、近況を出し合っていましたが、私が県政報告を簡単に挨拶。この中で、ちょうど復興庁が実施した富岡町の浪江町の住民意向調査結果が地元紙が報道し、「帰らない」とする住民が約半数になっていると述べると、それぞれから災害復興公営住宅についての不満が次々と寄せられました。

ある方が、知り合いが災害復興公営住宅を申し込もうとしたら2人の保証人が必要で、しかも所得証明ができる人と県から言われ、申し込みをあきらめた人がいる。民間アパートの契約よりひどいではないかと。

009また、ある方は道路一本、あるいはゲートで仕切られたが、それで賠償額に差があるのはおかしい。3年半たつと自宅はもう痛んで住めない状態になっていると、とってきた写真をみせてくれました。

そして、あるご夫婦は、体調も悪くなって病院通いが続いているとも。これが、3年7ヶ月経過した原発避難者の現状です。

熊坂夫人を招いて郡山つくる会の集い

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郡山のつくる会会長の宗像孝さんが挨拶

17日、郡山市参画プラザで、郡山のつくる会(会長:宗像孝)が、県知事候補の熊坂義裕さん夫人、伸子さんを招いて集いを開きました。熊坂候補本人がなかなか都合がつかないということで、代わりに夫人がきてくれることになり、この日は約80人が参加。004

最初に、熊坂さんのDVDをみんなで見ましたが、誠実な人柄がよく伝わってきます。また、県知事選に立候補した理由と政策も私たちの要求とぴったり一致しています。まさに、党派を超えて指示できる候補者だと思いました。

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知事候補の熊坂夫人、伸子さんの訴え。

この集会で私が県政報告を行いました。熊坂夫人が到着するまでということだったのですが、なかなか会場に現れず20~30分間話をして、次の方へバトンタッチ。

南相馬市小高区から郡山に避難している県政つくる会の亀田会長も参加し、挨拶。この3年半以上の避難の実態などを報告しました。郡山民商の渡辺事務局長は、熊坂さんは、岩手県宮古市長時に民商も運動している住宅リフォーム助成事業を実現してきたことを知って、さらに支持を広げたいと表明。女性を代表して塩田さん決意表明。

結局、熊坂夫人が到着したのは、1時間後でした。二本松市そのあと伊達郡川俣町と2か所を回り駆けつけてくれました。少しずつ会場を出るのが遅れて新幹線に乗り遅れ、しかも強風で新幹線も遅れたとのこと。でも、短い時間での挨拶でしたが、伸子夫人のさわやかな訴えに大きな拍手。最後に、夫人を真ん中に団結頑張ろうで締めくくりました。

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郡山安達地区のニュースから

結局、熊坂夫人が到着したのは、1時間後でした。でも、伊達郡川川俣町から駆けつけてくれました。新幹線に乗り遅れ、しかも強風で新幹線も遅れたとのこと。でも、短い時間での挨拶でしたが、伸子夫人のさわやかな訴えに大きな拍手。最後に、夫人を真ん中に団結頑張ろうで締めくくりました。

熊坂候補は、23日夜6時半から郡山市民文化センターで最後の決起集会を開きます。

東電~新型ALPSを公開したが(従来型はトラブル続き)/1号機建屋カバー解体は22日から/台風影響で過去最高値の高濃度放射性物質を検出

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17日付け福島民報2面

東京電力は、16日、事故を起した第1原発でトリチウム以外の高濃度汚染水を取り除く新型の多核種除去装置「ALPS」と、放射性ストロンチウムの除去装置、建屋周辺の井戸(サブドレイン)から汲み上げた汚染水の浄化装置を公開しました。

9月から増設したALPSの一部の試験操業開始し、近く新型の高性能ALPSも試験稼働も開始し、来年3月までに、タンクに貯留している汚染水の全量を処理するとしていますが、従来型のALPSが度々トラブルを起しています。

今年に入ってからも、汚染水から炭酸塩を除去するフィルターのパッキンが放射能劣化することから、新型フィルターに交換。ところが、9/26にはこの新型フィルターも破損して炭酸塩が流出したのです。

東電は、「原因を絞り込んでいない」と答えていますが、新型のALPSについても小野明所長は、「大きなトラブルは起きないと思う」と断言したそうです。

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一方、東電は15日、福島第1原発1号機の建屋カバーの解体作業w今月22日から始めると発表しました。2016年度上期に作業を終了し、建屋内部のがれきの撤去を始める方針とのこと。

具体的には、22日から12月初旬までにカバーの屋根に穴をあけ、粉じんなどの飛散防止剤を内部に散布。屋根の一部を取り外し、中の状況を確認する。また、政府と県も、原発周辺の放射線モニターの監視を強化する方針です。

昨年3号機のがれき撤去作業放射性物質が飛散し、南相馬市のコメに高い放射性物質が検出されたことから、党県議団は8月の全協でも、また9月の代表質問では私が、「建屋カバー解体する場合は、事前に県民に情報公開すること。飛散防止対策を講じ、現場作業員の被ばく軽減策をとるよう東電に要請すべき」と質。

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ところで、東電は今月上旬の台風18号の影響か、15日に採取した第1原発1号機と2号機海側護岸の観測用井戸水から、放射性セシウムが1㍑あたり25万4000ベクレル検出された発表しました。13日採取した水25万1000ベクレルを超え、過去最高値を更新したのこと。

また、同じ井戸からは、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質も610万ベクレルの濃度を検出。13日は780万ベクレルだったとのこと。

また、

台風の被害はなく、わが家の稲刈り開始!?

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自宅とわが家の田んぼ

みなさんの地域は台風19号の被害はどうでしたか。わが家周辺は、15日、心配されていた台風の直撃はほとんどなく、きょうは予定どおりわが家の稲刈りが始まりました。周辺の田んぼは、すでに台風前にと稲刈りは終えていますが、わが家は他の人に頼んでコンバインで刈ってもらう都合上、きょうと明日がその予だったのです。

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左は夫。コンバインの調子がイマイチです

ところが、台風は避けてくれたのに、どうもコンバインの調子悪く田んぼに立ち往生。何とか動かしてもらい早く刈り終えたいところです。それでも、夫が定年になっているので日程に追われることはないので大丈夫ですが。

先ほど、コンバインが動き出しました。2枚目の田んぼを刈っています。

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郡山市熱海町で市民共同の太陽光発電所を計画

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開会にあって挨拶する郡山地方農民連の橋本整一さん

9/21、郡山地方農民連が熱海町で市民共同の太陽光発電所を立ち上げるための講演会と説明を開きました。福島県農民連は、「伊達市りょうぜん市民共同発電所」の第1号機(50kW)に続き、郡山市熱海町石筵に2号機(200kW)を計画しています。

この日は、説明会に先立ち、NPO法人自然エネルギー市民共同発電の和田武氏(NPO法人の代表理事、元立命館教授)が講演しました。

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講演する和田 武さん~NPO法人自然エネルギー市民共同発電代表理事

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また、福島県農民連事務局長の根本敬さんが、農民連の省エネ住宅のとりくみなどを紹介しながら「食糧、エネルギーを他者に委ねない生き方・くらし方をめざそう」と報告。

事業主体は、合同会社「福島あたみまち市民共同発電」で、この発電所を設置・運営するためにNPO法人自然エネルギー市民共同発電と福島県農民連でつくった会社です。

1口10万円の出資金を10月31日まで募集中です。1.2%の利息をつけ20年で返済するとしています。そして、福島復興に役立るため、発電収入の2%を福島復興基金として積立てる計画とのこと。なお出資は、第二種金融取引行の信託会社に委託して行うとのことです。

県内でもこうした市民共同発電所の立ち上げが、あちこちで始まっていますが、もっともっと推進していく必要がありますね。

なお、東北電力が再背可能エネルギーの買取り中断の方針が伝えられていますが、今回は家庭用の太陽光発電は対象外であり、この事業主体とは既に東北電力との系統連携協議が終了し、8月に東北電力から「系統連携承諾書」が出されているとのことですからご安心を。

福島県知事選スタート~共産党は熊坂氏勝利めざし奮闘します/原発問題でも「国にハッキリものがいえる県政」を‼

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「よりそいドクター」は熊坂氏。ビラの内容をよく読んでみて下さい。

9日、福島県知事選が告示され26日の投票日まで戦われます。今回は、いずれも無所属新人の6人が立候補し過去最多です。地元マスコミも現政権の「継承」か「刷新」かが争点(福島民友号外)と報じています。

私たち共産党とみんなで新しい県政をつくる会は、医師で元岩手県宮古市長のくまさか義裕氏を支援し、勝利めざし奮闘します。

福島市内事務所前での第1声で、医師でもある熊坂氏は「医師・福祉の専門家として医療・福祉・介護、そして子育て支援、教育環境の充実をしっかりやっていきたい。18歳以下の医療費無料化を継続する」と述べ、また、宮古市で個人の住宅リフォームに市が10万円補助する制度を提案し実現し、中小企業に喜ばれましたが、それを実践したきた人らしく「地域の産業振興もまかせてほしい」と述べました。

さらに、「これらをすすめるためには、原発の被害対策、原発対策の総見直しを情報を公開しながらすすめたい。そして、原発に頼らない経済社会をつくっていきたい。もちろん、県内の原発はすべて廃炉は当たり前。県外の原発については明確に反対したい。他県の原発についても明快にノー、輸出ノーと言っていきたい」と述べ、ここで参加者の大きな拍手がわいたそうです。

一方、自民、民主、公明、社民、維新の会など、共産党以外のすべての政党の支援を受けた前副知事の内堀雅雄氏は、第1声で「復興は道半ばです。その課題は3つあり、原子力災害からの復興。除染、賠償、中間貯蔵。あるいは子どもたち、県民の健康の管理、風評払拭。そして避難者のみなさんと避難指示地域の復興、これがまず第1」と述べ、他に子どものことや産業の振興で浜通りのイノベーションコースト構想(ロボットの開発など)をあげました。

しかし、原発問題に関しては、「福島第1原発の事故を完全に収束してもらうこと。今も廃炉、汚染水対策は道半ば。これをなんとしても国と東京電力訴え続ける。あわせて、福島県内にある10基の原発を廃炉にさせる。これが復興の大前提と考えている」と述べつつ、「県外の原発」には言及しませんでした。

それは、自民党県連が原発事故直後から「県内の原発はともかく、他県の原発についてはとやかく言わない」と一貫して主張しているからです。内堀氏はこの自民党から支援を受けているため、県外の原発について言及しない、あるいは言えないのだと思います。

ところで、内堀氏の応援で自民党国会議員を代表し、坂本剛二氏が挨拶に立ち「来年から本格除染が始まり、復興元年となる。(中略)最終処分場も運用が始まる」と述べたそうですが、最終処分場は中間貯蔵施設の間違いだと指摘されると「些細な間違いだ」と述べたとか。

思わず本音を口にしてしまったのかと疑いたくなります。「中間か最終か」で地元住民がどれだけ疑問を呈し、説明できない声があがっているというのに、なんと軽々しい発言でしょうか。

熊坂氏、内堀氏ともに「政党からの推薦は受けない」としているのは共通ですが、原発問題に関しては違いがハッキリしていて、熊坂氏は、「県外の原発の再稼働は反対。海外への輸出も反対」と明確に発言しています。

26日が投票日ですが、すでに期日前投票は始まっています。私たち県民の審判を、今度の知事選で明確に下していきましょう。

 

中田地区市民運動会開催

DSCN11835日(日)は、地元中田地区の市民運動会でした。台風118号接近で午前中で終えようと、来賓の樽ころがしがなくなってほっとしました。肌寒い日でした。雨は11時台にひ降りはじめましたが、なんとか玉入れまでやり終えたそうです。

みなさんに「風邪をひかないように、けがをしないように」とあいさつしたのに、自分がそのあと風邪をひいてしまいました。

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私の町内会南高倉の消防団のみなさんによる百足競争
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若い女性の運動会スタッフのみなさんと

市内を街頭宣伝~安倍政権がすすめる「亡国の政治」ノー!県知事選は、共産党と県政つくる会が熊坂義裕氏を自主的支援すると決定

4日の午後、岩崎真理子市議とともに、宣伝カーで市内を回り市内6ヶ所で街頭宣伝しました。久々の街頭宣伝です。

DSCN1180きょうは、安倍政権の暴走政治と県政問題を中心に、今月9日告示26日投票で行われる県知事選では、熊坂義裕氏を自主的に支援することを決定したと市民に訴えました。

安倍政権は、今年4月に消費税増税、6月には医療介護総合法を成立させ、7月には集団的自衛権の行使容認を閣議決定しました。また、原発問題でも、「オール福島」の願いと真っ向から対立する原発推進の「エネルギー基本計画」を4月に閣議決定しました。今、米価暴落も大問題になっています。安倍政権の暴走政治は、被災県の福島県にとっても大きな足かせです。

臨時国会が始まり、衆院では志位委員長が、参院では山下書記局長がそれぞれ代表質問に立ち、これらの問題について安倍首相に厳しく迫り答弁を求めましたが、「見解の相違」のレッテル貼りを連発し、まともに答える政策さえもっていないことを露呈しました。

安倍政権は、国民から支持されないことを承知のうえで、強権的なやり方で国民の声を聞かずに強引にすすめ、民主主義を否定し続けています。

安倍政権は、早期に退陣させるしかありません。その声を大きく広げ、国民の命、くらしと生業、そして平和を守るため奮闘します。共産党へのご支援よろしくお願い致します。

郡山「産業フェア2014」開催~あすまで

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10/4~5の2日間、郡山のビッグパレットで開催中の「こおりやま産業フェア2014」の開会式に参加しました。これは、郡山商工会議所と郡山市内の各地区の商工会との共催です。

DSCN1175DSCN1177私の地元中田町商工会のブースでは、とれたの野菜や和菓子など中田町生産物直売所が出店。みなさんに挨拶しながら、他のブースへ。建具、障子、瓦、省エネ木造建築から放射能検査機器など、ものづくりの地元企業がたくさんあるのです。

郡山北工業高校の生徒が福島の復興に役立てたいとロボットを開発し、世界大会でも優秀な成績を収めました。そのロボットを会場で披露し参加者の注目を浴びていました。学生が手や足を動かすと、そのセンサーを感知してさまざまな方向に自在に動いていました。

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福島県の中通りに位置する郡山市は、第1原発から約60kmですが、放射能による風評被害もある中、みんなそれぞれのところで頑張っていて、こちらも元気をもらいました。

9月県議会閉会~東北電力の新規再エネ買取り保留に対する意見書、全会一致で採択

10/1、9月定例県議会が閉会しました。今議会は、佐藤雄平知事が今月9日告示、26日投票で行われる知事選には立候補せず引退を表明してからの議会でした。

DSC_03282期8年を務めた佐藤雄平知事が最後の挨拶をしました。自民党は、県知事選では独自候補を立てるとして、2月と6月県議会の代表質問や一般質問では雄平知事に辛辣な言葉を投げかけていたのです。

ところが、自民党は独自候補を辞退させてまで自民党本部の意向を受け雄平知事の後継者の内堀副知事を支援する方針に転換したことから、今議会は雄平知事をねぎらう言葉を連発。あまりの”変身ぶり”に、こちらが戸惑うほどでした。

165さて、意見書関係では、東北電力が再生可能エネルギー固定価格買取制度に基づく電力買取契約を10月から中断した問題について、送配電網の増強や中断の早期解除に向けた対策を国の求める「再生可能エネルギーにおける系統接続等に関する意見書」を全会一致で採択。

また、「県民健康調査の甲状腺検査における19歳以上で異常を認めた人への医療費無料化を求める請願」や、「給付型奨学金制度の充実を求める意見書」、「被災児童生徒就学金支援の継続を求める意見書」、「福島大学の震災復興関連事業へ支援を求める意見書」が全会一致で採択されました。