6月県議会は、今月15日~30日の日程で開催予定です。知事は、2月県議会の冒頭でプルサーマルについて3つの技術的条件をつけ、事実上の受け入れを表明しました。
知事が掲げた3つの前提条件について、きのう(5 /31)から県の技術専門家による検証(公開)が始まりました。
東電が3つの検査結果を説明しましたが、数字のデータを駆使するなどして『安全』だと結論づけたものを、いかにも専門家だといわんばかりにスラスラと述べました。
しかし、県民にはわかりにくいもので、県の技術専門家からでさえ「しろうとにもわかりやす説明を」と指摘されたほどです。
ところで、耐震安全性、MOX燃料の品質問題、高経年化対策などの技術面の検証も大切でしょうが、プルサーマルをやればどんな危険が予想されるのか、県はそれに対してどう対処しようと考えているのかなど、県民の不安に直接応える検証はされていません。その不安に応えないまま、知事は正式に受け入れようとしています。
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