志位委員長福島県の被災地へ義援金を届け、現地を視察                                                   飯舘村長と南相馬市長と懇談

27日、志位委員長と高橋ちづ子衆院議員が福島県に被災地のお見舞いと現地調査を行ない、久保田委員長、宮本しづえ副委員長、私たち県議団、地元の渡辺市議と荒木市議も同行しました。

県北の飯舘村菅野村長と南相馬市の桜井市長と懇談し、全国からの義援金をそれぞれ500万円の目録を志位委員長から手渡すとともに、国への要望等をお聞きしました。

 【南相馬市の桜井市長に党からの義援金の目録を手渡す志位委員長】

菅野村長からも桜井市長からも見舞い金へのお礼を述べつつ、震災被害対策もさることながら、まずは原発事故を早く止めてほしい。そうでなければ、自治体として今後どうするのがよいのか住民に説明できないし今後の対策も立てようもない、情報公開も東電は核物質のデータを求めて不十分と訴えられました。

 第一原発事故による放射能被害の環境や土壌への影響はどうなのか、農家の作付けもできない状態だと。議長さんからは、風評被害について話がありました。農業だけでなく、金型工業の新製品でさえ福島県と聞いただけで他県から断わられた事例がでているというのです。

 そのあと、津波被害で多数のお年寄りが死亡または行方不明になった老健施設のヨッシーランドがある、南相馬市の渋佐地区の津波被災地を視察。

    【津波にさらわれた老健・介護施設ヨッシーランドと付近一帯】

すさまじい被害の現状をみて私も言葉を失いました。津波被害の現場を見たのは初めてで、波の勢いのものすごさを肌身で感じました。

福島市内のあづま運動公園の避難所も訪ね、被災者から直接要望を伺いました。