被災した大熊町へ党からの義援金を届けて                                                   体育館は寒さく、避難者からも何とかしてと

 28日は、県議の私と地元の石田町議、受け入れ先の田村市の木村議員と共に、原発立地地域から避難している大熊町を訪ね党からの義援金500万円の目録を手渡しました。

 大変喜ばれましたが、この義援金は、地震発生以降に全国各地で取り組まれた街頭募金や党内外から寄せられた募金です。県にはすでに1,000万円を高橋千鶴子衆院議員が手渡していますが、被災した自治体へのお見舞いです。

 大熊町長から要望を聞きましたが、町長はじめ町民みんな着のみ着のままここへバスで避難したので、町民からも一時帰宅の要望している。しかし、東電の原発放射能の詳しい情報は何もないため、それも判断できない。

 車をみな置いてきたので、これから町として会津へ避難所を移動するが、足が全くない状態になると。ガソリンも灯油もまだまだ不足しているとも。

   【党大熊町の石田町議(右)も着のみ着のまま近くの小学校に避難した1人です】

 避難所になった田村市総合体育館は、完成したばかりで新しい。ところが体育館の中はとても寒く、手をさすっている人や毛布をかぶって寝ている人が多く、避難してきた住民の方からも話を聞いているうちにこちらも寒くなってきました。

 田村市の木村市議と相談し、田村市と県中対策本部ヘ連絡して日中でも暖房をたくよう灯油を要求しました。 この日は気温が低く、灯油があまりないからと我慢しているようです。  【田村市総合体育館前にある原発放射能のモニタリング測定器】