3団体が共同で申し入れ                                         県民の意見を聞くことなく決めたプルサーマル受け入れに抗議し、撤回を求めます!

 【佐藤生活環境部長(左)へ、抗議し撤回を申し入れる早川・関・佐藤の3団体代表】

11日、8月6日の知事のプルサーマル受け入れ表明に対し、3団体が共同で知事へ抗議・撤回を申し入れました。佐藤節夫生活環境部長が応対しました。3団体共同の申し入れは、今年2月県議会直前に受け入れ中止を求める申し入れに続いて2回目です。

 

 抗議したのは、プルサーマルに反対する双葉住民の会(代表、関 友幸)、原発の安全性を求める福島県連絡会(代表 早川篤雄)、脱原発福島ネットワーク(代表 佐藤和良)の3団体です。私と藤川県議も同席しました。

 3団体は、4点にわたる問題点、①県民の意見の意見を聴く機会も方策もとらず、一方的に行なってきたこと。②東京電力と国が三条件についての報告書を県に提出しても、県民に説明する機会さえ設けず、県民への説明責任を果していないこと。

 ③県の再検討は技術的な三条件のみに矮小化して、最も肝心な前知事時代の02年7月に出した「中間とりまとめ』についてまともな検討・検証もせずに、福島県政の原発問題の取り組みを後退的に大転換させてしまったこと。

 ④以上の取り組みをみても東京電力と国の言い分を最優先したもので、県民のいのち、安全、安心を二の次にするものであること。

 これらを指摘し、私たちは今からでも遅くはない、「県民の意見を聴く場」を設けるよう強く要請しました。

 参加者からは、県自身の『中間とりまとめ』であげた疑問点については肝心の部分が解明されていない、孫子の代の命に責任をもてるのか、などの厳しい意見も次々と出されました。

 また、この共同申し入れのあと、原発県連が独自の申し入れをしました。この申し入れには、荒竹生活環境部次長と小山課長が応対しました。