私のブログでも紹介しましたが、今年5月に相談を受けていた、緑ヶ丘の県営団地に住む高齢者・病弱の姉妹の部屋で発生したカビの被害の問題については、7月末に県の改修方針が決まりました。
梅雨時の状態をみてから方法を検討するということだったので、先週末に県の出先を訪ねて確かめたところ、その日県庁の担当者から控室に連絡が入りました。ちょうど私も県庁に行っていたので説明を受けました。
さて、工事内容ですが、梅雨時でも外壁から内部に雨がしみこむような状態は見られなかったこと。
むしろ1階西角のこの部屋は、冬場に冷たい北西の風があたることが原因だと考えられる。したがって、断熱材をこれまでの3cmから6cmへと2倍の厚さにする工事を行なうというものです。
合わせて、トイレの換気扇を経費負担の少ない小さめのものに交換し、常時回してもらうようにする。トイレのドアの下の部分も少し切って、要望があったじゅうたんが引っかからないようにし、換気にもつなげたいとのこと。工事には、数ヶ月かかる予定です。
この内容をご本人に伝えたところ、すでに壁をはがし工事を始めていることが分かりました。しかもその際、カビが大量に室内に舞うせいか、また器官支が悪くなって呼吸も苦しいとのこと。声からもそれがわかります。この健康被害も問題ではないかと感じています。