請願・意見書提出                                共産党紹介で8団体からTPP反対、教育充実、住宅リフォーム創設、看護師増員など

 【約2万筆の署名を添えて請願する「ゆきとどいた教育を求める署名実行委員会」】

 6日は、制請願・意見書提出の〆切り日でした。今議会党県議団が紹介議員になったのは、8団体です。

 私学と公立の2団体は教育署名をそえた請願、TPP反対の意見書は4団体から(農民連、県労連・農協労連、新婦人)提出。

 住宅リフォーム助成の創設を求める請願と所得税法56条の廃止を求める意見書は県商工団体連合会(民商)から。医師・看護師・介護職員増員と夜勤改善を求める意見書は医労連から提出。紹介議員については他会派が誰もならず、私が県議団を代表してなりました。

 「ゆきとどいた教育の充実を求める全国署名」運動県実行委員会は、6日に約2万人余の署名を添えて14本提出。また2日に提出した私学助成の請願は約1万人余の署名を添えて議長へ直接提出しました。

 ところで、本県が全国に先駆けて実施している「30人学級」について、全国学力テストの結果が悪かったことを理由に自民党などが問題にし始めています。

 しかし、今議会の自民党代表質問では、 「”米百俵”の精神で、当時は全会一致で賛成してきた」と自ら述べておきながら、学力テストの成績が下がったことを理由に後退させようとしているようです。

 しかし、教育は結果がすぐ出るものではなく、長い目でみなければわかりません。コスト重視一辺倒の新自由主義的発想で、教育を同列におくこと自体、見識が問われると思うのですが。

自民・県民連合の代表質問終わる

 1~2日の本会議は、自民党と県民連合の代表質問が終わりました。2つの会派とも知事選で佐藤雄平知事を支援。2期目スタートの県政運営について、知事の1期目とは様子が変わりました。

 しかし、知事を持ち上げたり、その一方で自分たちの要求をストレートに質問したり、オール与党の県政が始まっています。

 特に、自民党は、プルサーマルを今年8月に受け入れたばかりなのに、早速原発の増設を持ち出し、東電福島第一原発の7,8号機の増設を表明せよと再質問までして迫りました。

 「原発の次は、また原発で地域振興を」というやり方は、すでに破綻しているのではないでしょうか。原発立地町では、他の自治体がうらやむような電源交付金をもらい、それを公共事業やハコものづくりをすすめ、双葉町では不交付団体から交付団体へ転落しました。

 住民や労働者の命や健康と引き換えに、老朽原発を廃炉にし、新規原発をつくってその交付金をあてするというやり方は、本来の自治体のあり方をゆがめています。

 県は、原発に頼らなくても自立していける地域振興策を示していくべきです。県民全体の命と安全に責任をもっているのですから・・・。

私立高校生の授業料をもっと軽減して!       議長へ署名と請願を提出                                 

 2日、県私学助成をすすめる会が、私立高校生の授業料等学校納付金に対する就学支援事業の拡充、運営費補助の増額、施設・設備助成の実現を求める3つの請願を、10,139筆の署名を添えて議長へ提出しました。

 私立高校生の授業料は、県立高校の授業料無償化に伴い、就学支援金として補助されます。

 県は、これまで生活困窮家庭へ対し県が授業料軽減事業補助金を支出していましたが、今年から国の就学支援事業補助がくることになり、その分県は支出が軽減されています。

 予算では従来の約2億円から今年から1億円弱の支出となっているのですから、その差額分を使って、私学の授業料軽減枠を拡充してほしいというのが、生徒や保護者の要望なのです。

 県内の私学では、3ヶ月授業料滞納すると退学という厳しい措置がある高校もあり、こうしたことが発生しないようにするためにも県の支援が求められます。そして、ヨーロッパのように、子どもたちには公私の別なく、授業料は無償となるようにすべきと思います。

新婦人郡山支部フェスタ

  28日、今年恒例の新婦人郡山支部のフェスタが開かれました。各班の活動や、趣味や要求別の小組(こぐみ)の発表会です。

 絵手紙、小さい子どもたちの親子リズム、うたごえ、ハイキング、習字、着付け、手づくりの小物、お料理、平和活動など実に楽しく多彩な活動を広げています。

 私もうたごえコーナーで、郡山合唱団の歌声に合わせて、青春時代や学生時代の時にうたったなつかしい歌をうたって、楽しいひとときを過ごしました。

【きれいな絵手紙のシートがパラリとはがれてしまい、張り直しのお手伝い! 】