1~2日の本会議は、自民党と県民連合の代表質問が終わりました。2つの会派とも知事選で佐藤雄平知事を支援。2期目スタートの県政運営について、知事の1期目とは様子が変わりました。
しかし、知事を持ち上げたり、その一方で自分たちの要求をストレートに質問したり、オール与党の県政が始まっています。
特に、自民党は、プルサーマルを今年8月に受け入れたばかりなのに、早速原発の増設を持ち出し、東電福島第一原発の7,8号機の増設を表明せよと再質問までして迫りました。
「原発の次は、また原発で地域振興を」というやり方は、すでに破綻しているのではないでしょうか。原発立地町では、他の自治体がうらやむような電源交付金をもらい、それを公共事業やハコものづくりをすすめ、双葉町では不交付団体から交付団体へ転落しました。
住民や労働者の命や健康と引き換えに、老朽原発を廃炉にし、新規原発をつくってその交付金をあてするというやり方は、本来の自治体のあり方をゆがめています。
県は、原発に頼らなくても自立していける地域振興策を示していくべきです。県民全体の命と安全に責任をもっているのですから・・・。