本宮で渡辺忠夫市議と豪雨災害調査~法面の崖崩れや道路の陥没、大量に土砂が家屋敷地内へ流入

9日、きょうは、長崎に原爆が投下されてから68周年目になります。広島、長崎、福島と、放射能被害による長期に渡る苦しみと人体への影響を及ぼすことは共通しています。核廃絶は世界共通の願いです。核戦争へつながる原発もいりません。みんなで力を合わせて行きましょう!

さて、昨日に続ききょうも豪雨災害の視察をしてきました。渡辺忠夫市議の案内で本宮市内の東部、旧白沢村などを調査。二本松市の小浜地区に隣接している地域です。

 

IMG_0018【道路が陥没し通行止めに】 

 

IMG_0006【大きな杉の木が根こそぎ法面から崩れた箇所では、電話線の復旧作業も】IMG_0017

被害は、岩代小浜地区よりは少ないように思いますが、法面の崩れが多く、道路の陥没もあちこちにみられ、旧白沢村役場付近は、道路が川のように洪水であふれ、一部は床上浸水被害も出ました。

IMG_0014 一番ひどい被害は、写真の家屋被害です。脇の高い裏山の法面が崩壊し、大量の土砂が作業小屋と思われる家屋の一部を呑み込み、原型をとどめていませんでした。

木戸口がふさがれ、がけ側から上って家屋前に行ったら、言葉もないほど、庭先にも大量の土砂で埋まっていました。人の気配がないなと思ってふとみると、長い板にこの家のケータイの連絡先が書いてあったので、思い切って連絡を入れてみました。

IMG_0016メモを書き残したのはこの家の長男でした。仕事の関係で会津に住んでいるが、1人暮らしの母親の世話をしに週1回通っているそうです。豪雨時は、母親が2週間前から市内の病院へ入院していたため、難を逃れられたのは幸いでした。

 しかし、この状態では1人暮らしのお母さんが、退院してきても自宅に出入りできず生活できません。このがれきは重機がなければ撤去は無理です。本人が市の窓口へ相談したら、個人のものは個人で片付けてほしいといわれたとそうですが、せめて、車が出入りできるように撤去を市が支援すべきではないでしょうか。

神山ファイル 052

神山ファイル 048