21~22、きょうされん(障がい者小規模共同作業所全国連絡会)の全国大会が、郡山市熱海町のユラックス熱海で開催されました。私は、他の会議や用事でなかなか大会のようすを見に行けないでいましたが、ようやく閉会セレモニーに間に合いました。
今回の大会は、1,200人の障がい者と障がいを持たない2,400人が参加し、ボランティア900人が裏方で支えたと発表されました。来年は、神奈川県の横浜市で開催されるので、そのエール交換も行なわれました。
岩手県の佐々木直人支部長が閉会挨拶。佐々木支部長は、全国大会を東北で開催したのは今回初めてだったこと。東日本大震災を受けた東北の地ではどうかとなった時、被災した福島県が積極的に応じたので、東北全体で支えていこうと開催地を引き受けの経過を紹介。支部がなかった山形県にも支部が発足したそうです。
震災や原発による避難で取り残されたのが、障がい者でした。そのことが今大会の多くの場でも話し合われ、また交流もされたと思います。被災地は、復興までまだまだ時間がかかります。
採択された大会アピールは、生活保護制度の後退や障がい者にとって影響が大きい消費税増税、また制御不能になっている福島原発の汚染水問題にもふれ、政府の姿勢にも言及しています。
閉会後の会場では、郡山の障がい者支援団体JDFの和田庄司さん、きょうされん理事長の西村直さん、今大会実行委員長の大和田新(あらた)さん(ラジオ福島アナウンサー)にお会いしました。みなさん、お疲れ様でした。