全盲の障がい者にも点字での県職員受験の門戸を

きょう、県視覚障がい者団体の役員の方から要望がありました。福島出身の大阪の大学生が、県職員の受験をしようと思ったら、福島県は点字試験が認められていないことにショックを受けた、という新聞・マスコミ投書があったことに関してのものです。

この方の調査によれば、東北で点字試験を認めていないのは福島県だけとのこと。しかも全国でも少数派のようです。本県は、障がい者採用に関しては他県より早く進んでいたそうですが、点字受験は認めてこなかったので、団体として以前に県へ要望していたそうです。しかし、実際には受験者がいなかったことから、改善されないまま今日に至っています。

この大学4年生は、大学で福祉を学んだことを生かして「障がい者も暮しやすい県になるよう貢献したい」、「昨年の大震災と原発事故で県民が苦しんでいる。県民が安心し、安全な暮らしを支えたい」と考えており、今年1月初旬には、県知事宛に点字試験の実施の要望書を提出し、その後も県と話合いを続けているようです。

震災・原発事故を受けた福島県が、障がい者の受験の点字受験を認めていないというのは恥ずかしいことです。しかも、こんな災害を受けた時だからこそ、障がい者の立場での政策が必要です。

障がい者への点字受験を認め、大きく門戸を開く時です。今回の件をふまえ、県議団としても早急な改善を県に求めたいと思います。

わが家の田植え

 17日は、わが家の田植えでした。夫がほとんど田植機で植えていき、娘と私は苗箱を運んだりして補佐役です。わが家は5反部くらいの作付けなので苗箱で約50枚程度、朝から夜まで1日かかかって終わりました。

夫は昨年定年を迎えましたが、引き続き同じ職場に勤務しており、この日は田植えのために会社を休みました。娘と3人での作業ですが、私は来客の応対や食事づくりなどで娘の半分くらいしかできませんでした。

  午後から雷雨に見舞われて上下とも泥だらけに。夫が一番大変でした。1日中田んぼを歩き通しの上、雨でゴム長靴の中ででぐっしょりでした。せめて夫の好きなものをと、食事や甘いおやつを用意しました。ご苦労様、感謝してまーす!