県下農業委員会大会に5人の県議団そろって参加/豪雨災害・原発災害対策、TPP参加反対

 きょう8日、県下農業委員大会が福島市のパルセ飯坂で開催され、私たち共産党県議団は5人そろって参加。会場前では、5人そろって参加者へ街頭から挨拶しました。

大会では、本県農業の再生に向けた総合的支援などを求める議案と、農業委員会活動のさらなる強化に関する申し合わせを決議を議案が出され、会場からも議案に対する質問や要望が出され、会長や事務局が答弁。

会場からは、「東京の石原都知事は、原発は些細な問題といい、大阪の橋下市長はTPP参加をうたっている」と第3局といわれる政治家への厳しい批判から始まり、「農民にとって土地は命。目に見えない放射能によって除染が何も進まない中、無理に無理を重ねて農業をしているというのに、東電は国のせいに、国は東電のせいにして互いになすりあいをしている」と国・東電への批判も。

また、別の農業委員からも「やめるか、やっていくか瀬戸際に立たされている。TPPは絶対反対」「3・11前に戻してほしい。イノシシが田んぼを荒らしている状態だ」という意見や、「我々は何も悪いことをしたわけでない。この福の島をあれほど汚された。誰にこの怒りをぶつけたらいいのかいいのか! 一生懸命やっても結果がみえないと!」と切々したと訴えに思わず涙がこぼれました。

原発事故がもたらした悲劇は、今後も続くのです。この農民の思いを考えたら、国も東電も責任のがれなどできないはずです! まして、原発の再稼働など!