郡山食品団工業団地共同組合の40周年記念式典・祝賀会

 14日、郡山食品工業団地共同組合(佐藤文吉)が今年40周年を迎え、記念式典と祝賀会が開催されました。

郡山食品団地は、郡山市富久山町の阿武隈川の近くにあります。1974(S49)年に12社で共同組合を設立しています。

 その後、女性が働きやすい環境づくりをと1991年7月団地内に「なはさと保育園」を開園。その決断はすばらしいことでした。きょうはオープニングに、その保育園児たちによるマーチングバンド演奏が披露されました。

一方、この食品団地は、阿武隈川と逢瀬川の合流点に近いため、たびたび大水害に見舞われた歴史があります。特に大きな水害は、阿武隈川が決壊し一帯が水没した1986年8月の8・5水害です。

今回の大震災でも、直接の地震被害と合わせて、放射能による風評被害を受けていますが、食品団地ではいち早く食品分析機器を購入し、食品の安全検査をするなど、組合一丸で奮闘しています。

現在は、郡山を代表する薄皮饅頭の柏屋、三万石、このほか納豆製造、製麺、つけものの小田原屋、し出し・駅弁の福豆屋、郡山とうふセンターなど、10社です。

 きょうは、ホテルはまつで行なわれましが、ここの食材を使ったオリジナルお料理が提供され、またおみやげにそれぞれの会社の食品詰め合わせをいただきました。