渡辺忠夫本宮市議候補の選挙事務所開き

  わが党地区委員会内での中間選挙のトップを切って7月10日投票で本宮市の市議選が闘われますが、12日、渡辺忠夫市議候補の選挙事務所開きにかけつけました。地元つきあいのみなさんも大勢参加してくれました。

 渡辺市議は、今年1月に市長選にともなう補選で無競争当選したばかり。旧白沢村議を長年つとめてきたベテラン議員ですが、本宮市と合併してから全市内一区の選挙選は補選を除いて今度が初めてです。

 もう1人のベテラン島田議員が引退し、渡辺議員と交代します。1月に当選したばかりの現職市長の与党でもあります。市民のくらしを守る上でも、原発事故の放射能汚染や原発被害の賠償を求めていくためにも、共産党の渡辺議員をぜひ押し上げてほしいと挨拶しました。

震災・原発事故から3ヶ月                                                   郡山共同センターの原発廃炉を求める街頭署名数が最多に

          【私もマイクを握り署名と募金の協力をよびかけました】

 11日、大震災からちょうど3ヵ月を迎えました。共産党も加わる郡山共同センターが、駅前の旧丸井前で街頭署名、宣伝を行ないました。この行動には20人が参加し、原発の廃炉を求める署名は181筆とこれまでの最多でした。市民の関心の高さが反映しています。

           【原発廃炉の署名に応じる女子高校生】

 震災翌日の3/12の15:36に東京電力福島第一原発1号機が爆発。それから3/16まで2、3、4号機も爆発しました。いま、その時の爆発による放射能汚染で多くの県民が不安にさらされています。

 しかも、その放射能被害の地域は、伊達市霊山町も対象になるなどむしろ広がっています。福島県は、地震・津波・原発事故・風評被害と4重苦です。

 内部被ばくの影響にも関心が広がっていますが、明日開催される県議会の特別委員会で、わが党の藤川県議がこの健診機器の設置と、県民と子どもの3ヶ月間の積算線量の被ばく量と内部被ばくなどの影響を計測するよう求める予定です。

 今朝の地元紙では、県がホールボディカウンター(CTスキャンのような検査機器)を特に子どもから受けられるようにすると報道しましたが、これは全国から機器の応援をしてもらうなどして早急に実施するようにしてほしいものです。

 そのためにも原発事故の1日も早い事故の収束が求められます。そして、避難者支援、農業をはじめあらゆる産業に被害が及んでいる原発賠償を求めるたたかいも急がれます。全国のみなさんのご支援をこれからもどうぞよろしくお願い致します。

            【市内では別の団体も「子どもを守れ!」とデモ行進】

田んぼの草刈りをする夫

 私が2階のベランダで洗濯物を干していたら、力強い草刈機の音。みると夫がわが家の回りの田んぼの草刈りをしていました。86歳の私の父も草刈が趣味のようなところがあり、腰が痛いといいながら自宅の庭の周辺や土手の草刈をしています。でもさすがに今年から田んぼは夫にまかせたようです。

 夫は、今年3月に定年を迎えました。引き続き同じ職場に勤めています。サラリーマンの家庭に育った夫は、私の実家に引っ越してきてから、機械でやる農作業を手伝うようになり、すでに20年以上たちます。

  今年は、原発放射能汚染が県内に広がり、田植えも全体に遅れました。わが家あたりは、市内よりも放射線量の数値は低いのですが、伸びてくる雑草を刈らないわけにはいきません。しかも収穫しても食べられるのか心配です。

 夫は、定年後は自分で野菜をつくったりする予定でいたようですが、私が今年は作付けを控えるように言いました。私はちっとも手伝えないですし、収穫を30代の娘にさせるのも心配なので。

 3月は誕生日と定年をお祝いする予定が、すっかり震災と原発事故のためにお祝いは簡単にすませてしまったので、懸命に草刈をしている夫にお詫びと感謝の気持ちを込めて、せめて写真に納めてみました。