吉田英策県議が知事提出議案に反対、意見書・請願に賛成討論/阿部裕美子県議が18年度普通会計決算に反対討論

10/4、9月県議会最終日。吉田英策県議は知事提出議案と意見書・請願で討論。阿部裕美子県議が2018年度決算でそれぞれ登壇し討論しました。

国家公務員宿舎に入居している自主避難者に対し、退去と2倍相当の家賃請求を求め県が裁判の訴えを起こす5件の知事提出議案には反対を表明。しかし、共産党以外の会派はすべて賛成でした‼人道的にも問題であり、また県が被災県民を訴えること自体が異常です。しかも、国・財務省が県に指導していたと指摘。

また、意見書・請願についても消費税率10%増税撤回を求める意見書等について、賛成の立場から討論しました。採決では、自民・公明と県民連合会派が多数で否決としました。

 

阿部裕美子県議は、2018年度決算で不認定の立場から討論。4つの角度から理由を述べ普通会計決算に反対しました。

国家公務員宿舎「東雲荘」の自主避難者5人を提訴する知事提出議案に反対!国が指導していた、人道上も問題!

きょう10/3は、9月議会の最終日。今議会には、県が国家公務員宿舎の東京東雲荘(しののめそう)に入居している自主避難者5人に対し、明け渡しを求め提訴する知事提出議案への採決が行われました。議案に反対したのは、共産党県議団の5人だけでした。


写真は、今夜のNHK県内ニュースから。この方は、原発事故で仕事を失い、2つ目の会社もダメになり精神面の治療を受けています。県から退去しなければ2倍相当の家賃請求の通知が届き、いっそう精神的打撃を受けていると。しかし、退去期限の今年3月末までに、都営住宅を受けましたが8回も落選。これらの事情から退去の契約をしなかったそうです。福島大学の清水教授は、原発事故さえなかったら起きなかったこと。また、個別の事情に応えるのが憲法からみた公平な行政の在り方だと指摘しています。

きょうは、吉田英策県議が党県議団を代表し議案への討論を行い、同様の他の方の事例を紹介。しかも2倍の家賃を請求し退去を求めよと指導したのは実は国(財務省)だったと告発。県がそれを受け、県民を裁判に提訴するのは「人道上問題」だと中止を求め、議案に反対しました。
他党は、すべて内堀県政の与党だとして賛成。立憲民主党の1人が退席しただけです。これが内堀県政を支える県政与党の態度です。

きょうで9月県議会は閉会。11月の県議選に一斉に突入です。この県議会を変えるため、ぜひ共産党県議団を大きく伸ばして頂きたい!私たち党県議団は、それぞれの選挙区で再選と議席増を目指し頑張ります!

宮川えみ子県議が総括質問/遠野地区に3つのメガ風力発電が計画、

10/1、宮川えみ子県議が総括質問で登壇しました。
いわき市遠野町に、3つのメガ風力発電が計画されています。宮川県議は、地元のみなさんから土砂災害や飲料水の枯渇への不安、低周波が人体に与える影響などから、住民の会のみなさんが何度も署名を集め、県や国に中止を要請。それを県議会でも何度も取り上げています。
総括質問では、パネルを使いながらこの場所はすべりやすい地層だと指摘。また、環境影響アセスの手続きで、県は環境への影響や住民合意で行うべきとの知事意見をつけていることを強調し、その立場から計画中止を国にあげるべきと県を質しました。

福島駅前で、消費税10%への増税強行に抗議!「5%に戻せ」と宣伝署名行動

きょう10/1、安倍政権が消費税10%増税を強行。福島市の旧中合前で、消費税なくす各界連のみなさんと県議団も増税強行に抗議するとともに、5%に戻せと宣伝行動!マイクの訴えは、いわぶち友参院議員です。

消費税が導入されて31年、これまで社会保障のためにはほんのわずかで、消費税収入の75%が法人税減税の穴埋めに使われてきたというのが実態です。

日本共産党は、消費税増税しなくても大企業や富裕層に応分の負担をさせること、公共事業のムダ使いをやめるなどすれば財源はあると提案しています。所得の低い人ほど重い負担になる逆進性がある消費税は、弱いものいじめの税金です。

共産党は将来消費税は廃止すべきと考えています。当面、2014年に8%増税されてから景気悪化がひどくなったのですから、それ以前の5%に戻すよう緊急提案しました。野党のみなさんにも、5%への減税をよびかけています。